・作品概要
1996年、ホビージャパンから発売。時代劇にSF的要素を取り入れた独特の世界観で、「ハイパーオリエンタルTRPG」と銘打たれて人気を博しました。TRPGを知らない方でも、美麗なイラストやリプレイを眺めているだけで楽しめることでしょう。
―赤松健さんによる作品紹介より―
サマリーをちょろっと出させていただいているのに紹介してないじゃんと今更ながらに気づいてしまった鉄狼です。
というわけで、天羅万象をレビューしようと思います。
ビジュアルブックというものがあるとおり、綺麗なイラストやアニメなどの設定資料集なほどに情報の詰まったソースブックなどがあってその気合に圧倒されました。
キャラクターも仮初の命を持った人形である「クグツ」や神通力を使いこなせるがゆえに迫害されてきた「オニ」などがあり、背景設定から入り込めて面白いです。
また、SF要素でもあるサイボーグな「金剛機」やパワードスーツやロボット兵器ともいえる「ヨロイ」などなども和風の世界観にマッチさせたつくりになっていて魅力的です。
ゲームとして最大のポイントは「キャラクターを演じること」に集中させた『業』ルールだと思います。
因縁を深めるごとにキャラクターは力を得ますが、その代償として業が溜まり人間としての心を捨てなくてはいけなくなるという戦国時代をモチーフに「裏切り」や「上の絶対命令」などの要素とあいまって盛り上がるポイントです。
独特なルールやシステムがゆえに分かりづらい部分があるところがありますが、キャラクターをかっこよく演じていきたいなら向いているゲームだと思います。
キャンペーンプレイをしたいっ!
・関連リンク
天羅万象(初版)